この記事では、家庭内別居の知っておきたい基礎知識についてまとめたよ。
メリットやデメリットも紹介しているから、家庭内別居を検討するときは参考にしてね!
夫婦関係に問題があって離婚したくても、すぐにはできないこともあるよね。
離婚って話し合わなきゃいけないこと多いし、新生活の準備も必要
そういうときに、家庭内別居は現状を変える選択肢の1つだよ。
この記事を読めば、家庭内別居の知っておきたい基礎知識がわかっちゃう!
メリットとデメリットを考えて、家庭内別居するべきか考えてね。
家庭内別居をするべきかどうか、自分では判断できない人もいるよね。
お金や子ども、夫婦関係の問題って本当に難しい!
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家庭内別居の知っておきたい基礎知識
まず、家庭別居とはどういう状態なのか、知っておきたい基礎知識を紹介するよ。
1つ1つ説明していくね♪
家庭内別居とは
家庭内別居とは、夫婦が同じ家に暮らしながらも、別々に生活していること。
夫婦だから離婚はしていない状態だよ
家庭内別居について法律上の定義はないけど、一般的にはこんな感じ。
- 会話しない、または必要最低限の会話しかしない
- 相手の食事は用意せず、別々に食べる
- 別々の居室や寝室で過ごす
- 自分もしくは自分と子どものための家事のみをする
- 目を合わせず、お互いの存在を無視している
場合によっては、家計も別々にしていることがあるよ。
こんな生活をしているわけだから、夫婦の関係は冷え切っているよね。
それでも、すぐに別居や離婚はできない夫婦が、家庭内別居を選択しているよ。
家庭内別居と仮面夫婦の違い
仮面夫婦も、家庭内別居に似た言葉だよね。
仮面夫婦の特徴は、人前では仲がいい夫婦として行動するところ。
家庭内別居の場合は、そもそも夫婦一緒に行動すること自体が少ないよ。
実際には夫婦仲が悪い点は、同じだね
家庭内別居も仮面夫婦も、法律上の明確な定義はないから、境界線がはっきりしてるわけではないよ。
家庭内別居でトラブルを避ける方法
別々に生活するといっても、同じ家に住み続けるわけだから、トラブルが起こる可能性もあるよ。
そもそも、夫婦関係に問題があって家庭内別居になるからね
トラブルを避けるには、日常生活のルールや家庭内別居の取り決めをしておくことが大切♪
決めておくといいルールや取り決めの例を紹介するね!
挨拶はする
会話はなくても、挨拶だけはするようにしよう!
最低限の礼儀だし、子どもがいる場合は特に、教育のためにも挨拶はあった方がいいよね◎
お互いのことに干渉しない
家庭内別居することに決めたなら、お互いに干渉しないようにしよう。
帰宅時間や友人との交流など、口出ししないよう注意!
ただし、子どもに影響があることはちゃんと話し合いをしてね。
家事の分担
相手のための家事はしないといっても、共有スペースの掃除はしないといけないよね。
キッチンや浴室など共有スペースの掃除や、ゴミ捨てなどは分担を決めておこう。
これは決めておかないと、喧嘩の原因になりかねないね
家庭によっては、食事の用意や洗濯も共同でやる可能性があるし、ルールを明確にしておくのがおすすめだよ♪
共有スペースの使い方
共有スペースを使う時間が重ならないよう、食事やお風呂の時間も決めておくといいよ。
子どもがいる場合は、どちらが子どもの食事を用意して、一緒に食べるのかも相談しておいてね♪
子どもとの関わり方
子どもがいる場合、それぞれがどう子どもと関わるかも超重要!
次のようなことを話し合っておこう。
- 子どもと一緒に過ごす時間や過ごし方
- 学校・習いごとへの関わり方や責任
- 子どもの園や学校の行事、お祝いごとへの参加の仕方
子どもの年齢に応じて、家庭内別居の理由をどう説明するのかも考えてね。
生活費やお金の管理方法
金銭的なことも、しっかり決めておかないとトラブルのもと!
夫婦で財布を1つにしていた場合、お互いの収入などお金をどう管理していくのか。
生活費はどちらかが負担するのか、分担するのか。
分担するなら、その割合までしっかり決めておこう!
家庭内別居がはじまると、会話もなくなるし、関係が今より悪化する可能性もあるよ。
生活費の支払い時期やその方法など、具体的なことまで話し合っておくのがおすすめ◎
家庭内別居の目的や期間
目的や期間を決めずにいると、家庭内別居がずるずると続いて次のステップに進めないことも。
夫婦関係を修復するために、一時的な冷却期間として家庭内別居をするのか、離婚するための準備期間なのか、明確にしておこう!
期間は長くても3年、など年数を決めるか、条件を設定しよう
条件には、次のようなものが考えられるよ。
- 子どもの卒業や成人まで
- 貯金が目標額に達するまで
- 夫婦関係に改善がみられるまで
家庭内別居の目的や期間は、しっかり話し合っておこう。
家庭内別居中の生活費
家庭内別居を考えているけど、生活費や金銭的なことが不安な人も多いと思う。
特に専業主婦や収入が少ない人は、不安が大きいよね
家庭内別居をしていても、婚姻中であれば、生活費を分担する義務があるよ!
生活費は収入に応じて分担することになっているから、専業主婦でも家庭内別居することは可能。
もし旦那が生活費を分担してくれなかったら、あなたは旦那に婚姻費用を請求することができるよ。
でも離婚を考えているなら、家庭内別居中に仕事を探そう!
家庭内別居から離婚するために
家庭内別居から離婚を目指す人は多いと思う。
離婚したら別々に暮らすための家が必要になるし、自分の収入だけで生活していかなきゃいけない。
事前にしっかり準備する必要があるよ
どんな準備が必要か見ていこう!
離婚原因の証拠を集める
もし相手が離婚に合意してくれなかったら、調停や裁判をすることになる可能性もあるよ。
特に、裁判で離婚する場合は離婚原因が必要。
夫婦関係が破綻していることを証明する証拠を集めよう!
必要最低限しか会話していないことが分かるLINEやメールのやり取り
相手の食事を用意していないなど、相手のための家事をしていない事実
部屋に鍵をかけるなど、生活空間を完全に分けていること
ただ、実質的な別居だけでは離婚が認められない場合もあるよ。
家庭内別居は同じ家に住んでいるから、離婚が認められにくいんだよね
だから、家庭内別居に至るまでの、夫婦関係が悪化した原因も説明できるようにしておくこと!
特に、相手に不貞行為やDV、モラハラがある場合は、その証拠を集めてね。
離婚条件を決める
離婚するときは、夫婦で離婚の条件を話し合って合意する必要があるよ。
話し合いで解決できない場合、調停や裁判になるんだよね
決めておくべき条件はこちら!
- 親権
- 婚姻費用
- 財産分与
- 慰謝料
- 養育費
- 年金分割
- 面会交流
離婚後の生活の準備
離婚後は、経済的に自立する必要があるよ。
専業主婦や扶養内で働いている人は、仕事を探したり、働き方を変えたりしよう。
当面の生活費をまかなうために、貯蓄もしたい!
離婚の準備に関しては、こちらの記事も参考にしてね♪
家庭内別居のメリット
夫婦関係が破綻していても、子どものために家庭内別居を選択する人は多いと思う。
子どもへの影響以外にも、家庭内別居にはいくつかメリットがあるよ。
メリットを知れば、家庭内別居が選択肢の1つとして考えられるかも!
メリット①経済的負担が少ない
経済的な負担が少ないのは、家庭内別居の大きなメリット。
もし別居することになると、引っ越し費用や引っ越し先の家賃や水道光熱費がかかるよね。
十分な収入や貯金がないと、別居は厳しい
家庭内別居なら、今の家に住み続けられるし、夫婦で生活費も分担できるよ◎
メリット②世間体を守れる
離婚すると、友人や同僚から詮索されたり、過剰な気遣いを受けることも。
離婚って否定的な目で見られることもあるよね
家庭内別居なら、夫婦で同じ家に住んでいるし、周囲は夫婦関係が冷え切っていることに気づきにくいよ。
メリット③子どもへの影響が小さい
両親とも日常的に子どもと会えることも、家庭内別居のメリット。
子どもにとって、両親のどちらかと離れるのは寂しいよね
婚姻関係が続いているから、子どもの名字が変わることもない。
引っ越しや転園・転校など環境の変化もないから、子どもへの影響を小さくできるよ。
メリット④面倒な手続きがいらない
もし離婚するなら、財産分与や子どもの養育費など、決めないといけない条件がたくさん!
話し合いで合意できない場合は、調停や裁判に発展することもあるよ。
離婚って時間もエネルギーも必要だよね
すぐに離婚することが難しい場合、家庭内別居をするのは1つの方法。
面倒な手続きをせずに、相手と距離を置くことができるよ。
家庭内別居のデメリット
いろいろメリットがある家庭内別居だけど、デメリットもあるよ。
家庭内別居のデメリットはこちら。
家庭内別居を検討する場合は、デメリットがあることも考えてね。
夫婦の状況によっては、完全別居や離婚に進んだ方がいい場合もあるよ!
デメリット①同居し続けるストレス
別々に生活するといっても、同じ家に住んでいるのが家庭内別居。
相手と顔を合わせるのも嫌っていう人は、大きなストレスを感じ続けることになるよね。
相手の家事の仕方や、子どもへの対応にもイライラしちゃうかも
しかも、同じ家にいながらお互いを無視しているって、家庭内の空気がピリピリするよね。
人によっては、家庭内別居自体が精神的な負担になることもあるよ。
デメリット②子どもへの悪影響
家庭内別居だと、両親とも子どもと離れられずにいられるのがメリット。
とはいえ、家庭内で別々に生活している状況に、子どもがストレスを感じる場合もあるよ。
小さい子どもでも、親や家庭の雰囲気には敏感だったりするよね
子どもの様子には注意を払って、しっかり愛情表現してあげて!
デメリット③離婚が進まない可能性がある
離婚したいのに相手が合意してくれず、離婚調停や離婚裁判に進む場合があるよね。
そういう場合、家庭内別居だけだと離婚理由をして認められにくいよ。
離婚するのって本当に大変
家庭内別居は、完全な別居と違って同じ家で生活しているよね。
だから、夫婦生活が破綻していると客観的に判断するのが難しい。
離婚を認められやすくするには、次のような方法が考えられるよ。
- 家庭内別居に至った原因(不貞やDV、セックスレス、性格の不一致)などを
示す - 生活スペースや家計をできる限りしっかり分ける
- 家庭内別居を3~5年続ける
- 家庭内別居から完全別居にうつる
デメリット④新しい恋愛や再婚が難しい
家庭内別居をする人の中には、夫婦関係を修復する気はない人も多いと思う。
でも法的にはまだ婚姻関係にあるから、新しい恋人をつくると、不倫や浮気とみなされてしまう場合があるよ。
不倫や浮気とみなされてしまったら、慰謝料を請求されるかも
さらに、不倫をすると有責配偶者になってしまい、相手が応じない限り、離婚できなくなる可能性も!
夫婦関係が破綻していれば、慰謝料の請求はできないよ。
ただ、家庭内別居だけだと夫婦関係が破綻していると認められにくいから、注意してね。
デメリット⑤婚姻費用を支払ってもらえないリスク
家庭内別居中でも、夫婦は収入に応じて生活費を分担する義務があるよ。
ただ、別々に生活するようになったら、相手が生活費を支払いたがらない場合もある。
あなたは、相手に婚姻費用を請求することができるよ
ただ問題なのは、相手がすぐに請求に応じて支払ってくれるとは限らないってこと。
もし調停することになったりしたら、解決するまでに時間がかかる。
専業主婦や収入が少ない人は、問題が解決するまで経済的に困窮するリスクがあるよ。
まとめ
今回は、家庭内別居の知っておきたい基礎知識を紹介したよ。
夫婦の関係に悩んでいる人は、選択肢の1つとして考えてみてね♪
家庭内別居には、完全別居や離婚にはないメリットもあるよ。
デメリットもあるから、よく考えてね!
家庭内別居から、離婚に進みたい人は多いと思う。
家庭内別居をずっと続けるのもしんどいよね
ただ、この記事で紹介した通り、家庭内別居だけが理由だと離婚できるとは限らないよ。
そういうときは、離婚問題に詳しい弁護士さんに相談するのがおすすめ!
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